アグハラ agricultural harassment (アグリカルチャルハラスメント)の略
農業、特に畑や田んぼで行われる作業や人とのやりとり、また自然の美しさなどに魅力を感じるあまり、特にその事に興味がない者(主に家族)に対して半ば強引にその魅力を語り、長々と相槌を打たせること。
ラグハラ Rugby harassment (ラグビーハラスメント)の略
概ねラグビー観戦後、目の前で繰り広げられた試合がいかに素晴らしいものだったか観客の一体感が熱いものであったかなどを思いつくままに語り、家族の会話を遮り周囲を困惑させること。
ノイズキャンセリング 周囲の騒音を打ち消す技術の一つ。主に周囲の騒音に対して鼻歌などノイズの逆位相になる音を発することで、騒音レベルを下げる技術。 新迷解うた大辞典 より
気づいてしまった!?辞書の魅力
「辞書」を編集してみたくなった。
この一週間で、辞書にまつわる話にたくさん触れたからだ。
まず一つはYouTube動画「有隣堂しか知らない世界」の影響。
神奈川県を中心に展開している大型書店「有隣堂」さんのチャンネルなのだが、とにかく面白い!!
登場人物は「ブッコロー」というパペットと有隣堂の社員さんの二人なのだが、このやりとりが絶妙なのだ。
(このチャンネル、テレビ神奈川を見て育った方なら「sakusaku」というキーワードで何やら検索したくなってしまうかも!?)
ブッコローがとにかく社員さんを愛情たっぷりにいじるいじる。
こだわりや自分の世界を持つユニークな社員達も負けてはいない。テレビの向こう側の人ではない、等身大の社員さん達が持つ面白さは何とも言えない魅力に溢れ、とても新鮮だ。
そしてこのチャンネルにかかれば「国語辞典」だっていじられちゃうのだ。
【面白い!日本一売れる辞書】として紹介された三省堂の「新明解国語辞典」の回は特に面白かった。
この「新明解国語辞典」。その道の人には「独特の語釈」がされている辞書として知られている様で
具体的に取り上げ、笑ったり突っ込んだり楽しくいじるのだ。
「凡人」の説明などは、特に面白くて大笑いしてしまった。ご興味のある方はぜひYouTubeをご覧ください♪
そして、このYouTubeチャンネルを見たことで、三浦しをんの「舟を編む」が無性に読みたくなり書店へGO!してしまったのだ。
辞書作りに情熱を傾ける出版社の社員達の物語。面白い。どんどん読み進めてしまう。
うーん。今まで本棚のオブジェと化していた「辞書」の存在が急に身近で愛おしいものに感じられる。
ちなみに、前述の三省堂さん。毎年、辞書を編む人が選ぶ「今年の新語」という企画をやっていて
2021年の新語大賞は「チルい」
三省堂から出版されている4種類の辞書で「新語大賞」をとった言葉がどのように説明されているか
その違いをホームページで見ることができる。
本やラジオ、歌の歌詞。これまで多くの言葉たちにどれほど助けられて来ただろう。
このサイトも「チルい」ものとなってくれることを願ってやまない。