意外にも簡単!? もちきび☆タカキビ栽培🌾
「もちきび」と「タカキビ」を家庭菜園で育てている。
ご飯に混ぜて食べるイメージの雑穀だが、工夫次第でいかようにも楽しめる食材。
去年1年間、雑穀の栽培を学び、同じ先生の元で料理教室にも通った。
目から鱗が落ちるとはこの事で
あの雑穀を使って、美味しいペペロンチーノにしたり、ハンバーグにしたり、コロッケにしたり、子どもが喜んで食べてくれるメニューを作ることもできるのだ。
試行錯誤の上に生まれたであろうメニューは本当にユニークで滋味深く、コクもあり、とにかく美味しい✨
新しい世界が広がったようで、楽しすぎて、自分でも一から雑穀を栽培して、それを使って料理してみたくなった。
家庭菜園の先輩方には、「穂をつけて首を垂れる植物」が畑にあるのが不思議なようで
「これは何?麦?」などと聞かれる。
「珍しいものを育てるのも良いね♪」と言って下さる💖
いつか、食べ方などお伝えできると良いな✨
雑穀栽培に興味があるかた、プランターからでもすぐに始められますよ☝️
百聞は一見にしかずです☆
種蒔きから収穫まで、一挙公開☝️ご覧あれ💖
<種蒔き> 5/19

上がタカキビ、下がもちきび。
ここで、痛恨のミス☆
上のボールに入っているタカキビの種、実は「種じゃない」のです💦
間違えて、食べられる所まで調整したものを水につけてしまったので、後ほど、ちゃんとした種と交換し、撒きなおしました☆

細やかな作業💦
サイコロの「5」の形になるよう、5粒ずつ撒きますが中々難しい。
いつも適当にまくのだけど、問題なく育つのがまた魅力✨

不織布をかける。
雑穀の種は、鳥さんに取っては美味しいご飯。
種蒔き後、ある程度発芽するまでは不織布やネットをかけ
水を切らさないように毎日様子を見ます☆
🍀<発芽> 5/25🍀

左 種蒔き用土 右 畑の土

左 種蒔き用土 右 畑の土
今回、ちょっとした実験をした。
種を蒔くときに使う土を2種類用意し、土によって育ち方の違いを比べた。
土の種類は、それぞれ、セルトレイの左側がホームセンターで買ってきた種蒔き用土、右側が畑から持ってきた普通の土。
種蒔き用土は、種から苗づくりをするときに必要な養分があらかじめ入っているので、素人の苗づくりには強い味方になってくれる。
雑穀栽培の先生が「種を蒔く時の土」がとても大切で、その土の影響は成長してからもずっと続くとおっしゃっていた。自然農の師匠も、同じことをおっしゃる。自然の摂理というのは、どこから進んでも同じ所にたどり着くのかもしれない。
ここからは、土の種類ごとの成長比較も見ていただけると面白いです☆
<植えつけ> 6/10
雑穀の苗が育ちすぎ!?というところまで来てしまった。
種蒔き時に使った土の違いがよく出ていて面白い。

左が種蒔き用土 右が畑の土

左が畑の土 右が種蒔き用土
「種蒔き用土」を使用した方が、明らかに育ちが良い☆
もちきびは、畑への植え替えが遅くなってしまった為、特に「畑の土」を使った方はセルポットの中で肥料切れを起こし、黄色くなっている。
畑に植えてしまえば全く問題ないのだが、セルポットやプランターなど、狭い場所で苗を育てる時は肥料が足りないとすぐに弱ってしまうので注意が必要だ。
タカキビも、種蒔き用土に植えた方は、成長しすぎてしまって「狭いんですけど・・」と苗の声が聞こえてきそう。。すぐに畑に移動します!ごめんね💦



畑に植えると、伸び伸び。気持ちよさそう💖
<成長比較> 6/27
特にもちきびは、土の違いが成長に影響しているのがわかる。
もちきびは、真ん中の「種まき用土」の成長が目立つ。
タカキビは左側から2列をメインに植えたので、この2列で成長を見ていきたい。
タカキビ1番右の列は、余ったものをとにかく全部植えた為、「タカキビ」も「もちきび」も「種蒔き用土」も「畑の土」もごちゃ混ぜになってしまっている。
ちょっとわかりづらいが、実際に見ると、1番左側の列は少しだけ成長が早い。


土の影響を受けていない?
<一気に伸びる、夏✨> 7月〜8月
嘘でしょ!?というくらい、一気に成長する夏✨
雑穀の周囲に支柱を立て、「テグス」という柔らかい透明の紐を張り巡らせる。
そんな柔らかい「テグス」だけで大丈夫なの?とも思うのだが
鳥が、穂を食べようと上から飛んできても、一度テグスに触れると、羽が傷つくのを恐れて近づいてこなくなる☝️という理屈らしい。
結果は、効果抜群。鳥の被害には合わなかった。



もちきびの成長、7/11の写真
左から 「畑の土」「種蒔き用土」「畑の土」の順になっている。
一番右の「畑の土」の畝もすごい勢いで成長し、「種蒔き用土」と遜色なくなってきた。
一番右の列は、雑草堆肥場に隣接しているので、影響があるのかもしれない。
畑に植え替えた後の、微妙な土中環境のバランスも成長に影響を与えているのかな。
8/9、8/27になると雑穀が大きくなり、写真から成長の比較をするのが難しくなってしまった。
近くで観察すると、良くわかるのだが
「種蒔き用土」を使って苗を作ったものは、どのような条件下にあっても、最後まで成長が良かった。



タカキビも「種蒔き用土」を使った左奥は、その左隣にある「畑の土」を使って育てたものより、最後まで成長が良かった。
いつも感動✨ 雑穀の収穫🌾
待ちに待った、雑穀の収穫💖
束ねた雑穀の茎にザクっと鎌が入る心地よい音♪この瞬間がたまらないのだ☆
畑にいるのに、まるで稲刈りをしているような感覚。新しい畳のような香り✨
釜を片手に、穂先から50センチほどのところをカットし、クロスしてから紐で束ねていく。
束ねたものは、程よい長さに切り 風通しの良いところに干す。

別の畑で収穫した時の写真

「もちきび」と「タカキビ」が乾燥したら、脱穀する予定。
仲間を集めて「収穫祭り」でもやろうかな✨
今年も豊かな実りに感謝💖
