3年かけてゆるっと8キロやせた話 その3

うたタネ

(この記事はデスクトップモードで読んで頂くと読みやすいと思います☆)

アシュタンガヨガと運命の出会い✨

2020年、5月。
ふと立ち寄った書店で、運命の本に出会う。

「Yogini」という雑誌だ。
「ヨギーニ」と読むのだが、これは「ヨガをする女性」という意味だ。

「アシュタンガヨガの独自性」というサブタイトルがついた雑誌の表紙には

中肉中背の男性、とてもスリムだが美しい筋肉のついた女性が、涼しい顔でトリッキーなヨガのポーズをとっている。

いわゆる、「細くて華奢」なモデルさん体型でもないところが、魅力的に感じる。

それどころか、心身から放たれる美しいオーラに完全に心を捉えられてしまった。

ふと、脳内に響く

得体のしれない感情。

コウイウヒトニ ワタシモナリタイ。。

「こういう人に私もなりたい!!!」

人が何かにハマる瞬間って、意外にそんなものだ。

このモードに入った時の私は、脳みそカラッポモードになる。まあ、通常運転とも言えるが。

「さあ、どうやってこういう人になろうか🤔」。。。

アシュタンガヨガというものは、その歴史も長く、伝統を重んじる厳格なヨガのようだ。

練習の仕方、呼吸法、視点の置き方、どれをとっても本格的でウンチクを書くだけでも1日かかりそうな奥深い世界だ。

一つ一つの動きはとても高度で、難しい。

マスターするには上達の有無を判断してくれる「師匠」が必要で、次のポーズに進んで良いかは師匠のOKをもらわないと進むことが出来ない。

しかし、同時はコロナ真っ只中。師匠を探してレッスンをお願いできる状況ではなかった。

そこで、当面は基本の基本をyoutubeで覚えることにした。

アシュタンガヨガの練習をする時に「準備体操」の位置付けとされている「太陽礼拝」という動きをマスターすることを当面の目標にすることにした。

準備体操を侮るなかれ✨「太陽礼拝」は最強☆

太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)は

インドの太陽神「スーリヤ」に 感謝して拝む「ナマスカーラ」という意味を持ち

早朝に太陽からのエネルギーを体に取り込み、自然に感謝するという祈りを込めた動きでもある。

アシュタンガヨガでは、これが準備体操として広く普及されることになったようだ。

「まずは準備体操から、マスターするか!」と甘く考えていた私に

この「体操礼拝」は大きな壁として立ちはだかるのだった。

太陽礼拝にはAとBがあり、一番基本の「太陽礼拝A」だけでも

練習を積まないと一筋縄にはいかない運動のオンパレードなのだ。

一見、とてもシンプルな動き。しかし、見るとやるとでは大違い。

3番目の「深い前屈」のポーズから全然出来ない。深い前屈というよりは「二つ折り」なんですもの。その後の「半分の前屈のポーズ」だってかなりの難易度ですよ。

そう、一見シンプルに思えるこのポーズ、実は相当な「筋力」と「柔軟性」がないと出来ないものばかりなのです。

↓これが「太陽礼拝A」↓

まずは太陽礼拝A+お楽しみの運動 というのが基本に☆

これは、かなり厳しいぞ。マスターするのに10年はかかるかも。焦る私。

でも、なんとか太陽礼拝はマスターしたい。

そこで、「太陽礼拝A」を初心者が取り組みやすいようにアレンジして配信してくださっている動画で、毎日取り組んでみることにした。

↓最初にお世話になったのがこちら↓

Yoga With Momoさん

スタイル抜群の可愛いMomoさんが、初心者にもわかりやすく教えてくださいます。

この動画がありがたかったのは

太陽礼拝Aに出てくる「チャトランガ」という低い位置でする腕立て伏せのポーズが、初心者には何とも難しいのだが

「チャトランガ」の代わりに、一度床に体を預け、体制を整えてから「ベイビーコブラ」というポーズをとる構成にして下さっているので、無理なく取り組むことができるのだ。

他にもMomoさんのチャンネルは、3分でできる手軽なエクササイズヘルシークッキングのメニューも充実しているので、今でも継続的に視聴させてもらっています♪

慣れてきたら、少しだけステップアップ

↓太陽礼拝Aに慣れてきたところで、ステップアップのために取り組んだのがこのチャンネル↓

B-Life

こちらのサイトは、かなり認知度の高いチャンネルですが

まりこ先生のしなやかなポーズ、最初はハードルが高すぎてトライできませんでした。

Yoga With Momoさんで太陽礼拝を練習しながら、少しずつこちらでも練習を始めました。

B-Lifeは、元バレーリーナのまりこ先生が、ヨガの他にもたくさんのエクササイズ動画を配信されているチャンネルで、脚やお腹、背中痩せなど、部分ごとにトレーニングできる動画が充実。とても利用しやすい。

このチャンネルには、マンスリープログラムという1ヶ月単位で毎日のエクササイズを組んでくれる月間プログラムも充実しており、至れり尽せり✨のチャンネル。

体が運動に慣れてくるにつれて、B-Lifeさんの動画にお世話になる頻度が上がり、今でもずっとお世話になっている。

ひとまずのゴールを「20分アシュタンガヨガ」のマスターとする☆

私を虜にしてしまった「アシュタンガヨガ」の世界と、そこに住む「yogini」の方々。

そこに一歩でも近づくためには、「アシュタンガヨガらしい動き」をしたくなるというものだ。

↓そこで、新たなYou Tube チャンネルを探していてたどり着いたのが、こちら↓

「TOKYO VEG LIFE」

「20分アシュタンガヨガ」

Natsukiさんの美しいヨガを眺めるだけでも満足✨してしまいそうな、このチャンネル。

幸いにもこの動画に巡り合ったとき、私は脳みそカラッポモードに突入していたため

「毎日続けていれば、Natsukiさんのようになれるに違いない。」と妄想。出来ないながらも、とにかく毎日真似をした。

太陽礼拝Aがある程度できるようになり、太陽礼拝Bを学びたくなっていた当時の私。

しかし、太陽礼拝Bまではあくまでも準備運動の位置付け。本当に触れたいのは、その先の世界だ。

アシュタンガヨガには全部で70以上のポーズがあり全てマスターするのは至難の業だ。ひとまずのゴールを決めなければならないが、どこまでやれば良いのか、ゴールを決めかねていた。

Natsukiさんの動画は、太陽礼拝Bの少し先の位置付けに来る「立位のポーズ」という18種類のスタンディングポーズの10番目

「プラサリータ・パドッターナ・アーサナD」まで入っていたので、そこまでのポーズができるようになる事を当面の最終目標とする事にした。

TOKYO VEG LIFEさんの「20分アシュタンガヨガ」をマスターする事。

これを、自分のアシュタンガヨガのゴールとする事にした。

Natsukiさんは、ヨガの他にもヴィーガンのお料理サスティナブルをテーマに動画配信されていて、登場するお料理はどれも美味しそう✨

私はヴィーガンではないけれど、趣味の野菜作りとお野菜をたっぷり使うNatsukiさんのお料理はとても相性が良いので、こちらも頻繁に視聴させてもらっています💖

成長に合わせて「プログラム」を決め 毎日繰り返す☆

アクション 体の変化体重の変化
2020年
5〜8月
5月。

「Yogini」という雑誌の特集で
「アシュタンガヨガ」というヨガの存在を知る。

「アシュタンガヨガ」と名の付く動画を手当たり次第やってみるが
難しすぎて途方に暮れる。

「太陽礼拝」の存在を知り、太陽礼拝を学べる動画を探し始める。

Yoga With Momoに出会い
動画を見ながら
「太陽礼拝A」の練習に取り組み始める。

8月〜は
B-Life
「太陽礼拝A」+ストレッチ動画を1本選んで行う。


Yoga With Momo動画で
「太陽礼拝A」に慣れてきた。

その後B-Life 「太陽礼拝A」にもスムーズに取り組めた。

B-Lifeのストレッチ動画は
「脚やせヨガストレッチ」など難しい体制をキープするものが多く、着いていくのが厳しい。
筋力のなさを痛感。

それでも、少し柔軟性が上がってきた気がする。
54.5
9〜11月B-Life
「太陽礼拝A」
ストレッチ動画1本
エクササイズ動画1本を選んで行う。

B-Lifeの動画にまだついていけない。

エクササイズ動画は、とんでもない汗をかき、膝が笑ってしまう。

夜ヨガのようなリラックス系ヨガも取り入れて、無理なく取り組めるように工夫する。

体重1キロ減少。
こんなに運動しているのにこれしか痩せないの?💦と思うが、これ以上の運動は無理😭
53.5
    10〜12月B-Life
「太陽礼拝A」
ストレッチ動画1本
エクササイズ動画1本を選んで行う。
B-Lifeの動画に少しずつついていけるようになってきた。
体重がさらに1キロ減った
52.5
2021年 1〜3月



     
     
TOKYO VEG LIFE
「20分アシュタンガヨガ」に取り組み始める。

太陽礼拝Bが難しいので、+αのエクササイズはせず

TOKYO VEG LIFEの「20分アシュタンガヨガ」のみ練習。

太陽礼拝Bの序盤、椅子のポーズが難しく、何度も繰り返す。

全体的に関節も硬いので、柔軟性が高まるまで気長にやるしかない。

体重がさらに1キロ減った



51.5
4〜6月TOKYO VEG LIFEの
「20分アシュタンガヨガ」が
出来るように
なってきた。

B-Lifeの脚やせ、お腹やせなど
+αのエクササイズをつける。
前屈をすると、二つ折りに近い角度で体を曲げられるようになった。

太陽礼拝AとBの動きをしても、体が痛いということが無くなってきた。
50.0
2021年
7月前半
筋力をつけたいので、毎日のエクササイズが必要と考えた。

B-Life
「脚から痩せる4週間プログラム」に挑戦
太ももの後ろ側が痛くなり、2週間で挫折。
49.5
2021年8月B-Life
4週間プログラム
「究極のボディメイク BEST FIT」に挑戦。
このプログラムは3日に1度の休みが入るので、足が痛むことがなくなった。

4週間目がきつかったが、最後まで出来た✨
気づいたら体重も減っていた。
48.5
2021年9月B-Life
4週間プログラム
「BEST FIT」に再挑戦。

1週間に1度
TOKYO VEG LIFEの「20分アシュタンガヨガ」をやる。
「BEST FIT」
2度目は、動きを体が覚えていたので、きついと感じることが少なかった。

TOKYO VEG LIFEの
「20分アシュタンガヨガ」は、全ての動きが出来るようになってきた。
48.0
2021年10〜12月TOKYO VEG LIFE
「20分アシュタンガヨガ」を毎日やる。

+αで
YouTubeの色々な動画を見てエクササイズを試してみる。
脚やせ、太ももやせ、お腹やせ
のいずれかに
ストレッチ動画を組み合わせる。
「これだけ運動してるんだから〜♪」と
1膳でやめていたご飯を好きなだけおかわりするように。

簡単に1キロ太る💦

簡単に体重が戻ることに驚くが、無理に痩せようとは思わなくなった。

49.0
2022年1月B-Life
4週間プログラム
「RISE」に挑戦。
「RISE」の動きはハードだったが、最後までやり通せた事に手応えを感じた。

ご飯のドカ食いはやめたが
たまに何でも食べて良い日を作ることにした。
48.5
2022年2月YouTubeの色々な動画を見てエクササイズを試してみる。作り込まれたエクササイズに飽きてきた時期。
現状維持ができれば良いと考え、気楽に取り組むことに。
48.5
2022年B-Life
4週間プログラム
「RISE」に再挑戦。

しばらく緩いエクササイズをしていたので
久しぶりの「RISE」が心地良かった。

きつめの運動をしても、大量の汗をかかなくなった。
腕やふくらはぎに力を入れると筋肉が浮いてくる。

体重の増減よりも
エクササイズした時の
体の動きやすさや心地よさに意識がいくようになった。
48.5

アシュタンガヨガとの出会いは運動習慣のなかった私に

「美しく体を動かす」というを与えてくれた。

おかげでモチベーションがグッと上がり、毎日運動する方向づけをしてくれた。

さらに、ヨガの上達には、柔軟性と共にしなやかな筋肉が必要だとわかり、エクササイズにもハマってしまった。

初めは、怪我をしない体になれば良い。そのためには、筋力をつけてウェイトを減らすことだと考えていたが

筋力がつき、運動しやすい体になると、体がとても軽い。

何より運動そのものが楽しく、毎日動かないと何だかしっくりこない。そして、肩こりや腰の痛みが出やすい事に気づいた。

運動は、やせたり筋力をつける事に有効だが、それ以上に感じた事は

とにかく体を動かしてしまうと、想像以上の達成感とリラックス効果を得られるということ。

運動は心軽やかに生きる一つの手段なのだ。

私が踏み入ることさえできていない、「アシュタンガヨガ」という世界は

ヨガの呼吸と動きの一つ一つを連動させて、動きながら瞑想状態に入るという。

日常生活にも厳しいルールがあるというのだから、それはそれは奥深い世界なのだろう。

私が「Yogini(ヨギーニ)」という雑誌に出会い

そこに登場していた人々の「心身から放たれる美しいオーラ✨」に圧倒されたのは

そんな世界で生きる人々の「在り方」に触れたかったからなのかもしれない。

↓モチベーションの維持に最後までお世話になりました。いや、今も↓

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