みんなの憧れ!?「第1回NHK紅白歌合戦」〜その1〜

うたタネ

一度は出てみたい!?「NHK紅白歌合戦✨」

 子どもの頃、お正月になると親戚で叔母の家に集まり、みんなでご馳走を食べ、大人たちはひたすらおしゃべりを楽しみ、子供達は遊んだり飽きたりしながら「レコード大賞」や「紅白歌合戦🌸」を見た。

 大人たちが「今年のレコード大賞は○○じゃない?」とか、「今年○○は紅白初出場だって!」なん て、楽しそうに会話しているのを聞くと、それがどれだけすごいものなのか分からないけれど、何だかワクワクした。

 音楽は配信ではなく、レコードやCDの売り上げがものをいう時代。

 「紅白出場歌手🎤」なんて聞くと、「ドラフト1位選手⚾︎」や「金メダリスト🏅」のような箔のある煌びやかな歌手の方なんだろうな。。。と、漠然と思ったものだ。

 思春期になると、興味や憧れの対象が「年上のお姉さん」みたいな身近なものから、テレビの向こうの「キラキラした世界✨」や「モノスゴイ何か✨」へ移っていく。

 そうなってくると、どうしたって手の届かない存在に憧れる事になるので、自分は何だか「取るに足らない・ツマラナイモノ」の様に感じられたものだ。

「いつか、紅白歌合戦に出てみせるんだから!!!」

 なんて一人、心の中で息巻き「みんなをビックリさせたいから、誰にもこの決意を話さないんだ☆」などと真剣に考えている、かなり痛い子どもだった。友達も、マイクの持ち方を密かに研究していたなあ。

 いつしか、そんな痛い思春期は静かに過ぎ去り(良かったね!本当に😅)

 就職し、結婚し、親になると、あら不思議!!✨人生の主役は自分自身の云々よりも、子どもの成長、子どもが喜ぶ事が自身の喜びにもなり、そうした時間を一緒に子育てする友達と「共有」することが何よりの楽しみとなっていった。

 興味の対象が、また、身近なところに戻ってきたのだ。

 さようなら!憧れのスター✨

 さようなら!!痛かった頃の私🍀

 さようなら!!!紅白歌合戦🌸

コロナがもたらした新しい世界🌈

 コロナ禍で、唯一歌を楽しめる場所だった「ママさんコーラス」ができなくなった。

 さかのぼること2021年の夏。

 たまたま行った家族旅行。人混みを避けたかったので旅行は諦めていたのだが、ラグ男さんのファインプレーで古民家一棟を貸して下さる宿に宿泊する事ができた。

 その宿に置いてあったのが1本の「クラシックギター☆」

 若気の至りでバンドを組んでいた時期もあったのだが、楽器が弾けないのでボーカルだった。憧れていたんだよなあ、ギター💖

 恐る恐る、触れてみる。どんなに頑張っても「音が出ない」「指が痛い」「できる気がしない」の三重苦。なのに、その「出来ない感じ」が、私の心の何かに火を付けた。

 子どもの頃って、出来ない事ほど毎日やりたくなった。運動神経に恵まれなかったので、自転車に乗ろうと頑張っても「転ぶ」。だからこそ毎日乗りたくなる。

 逆上がりしようとしても「重力に負ける」「手が痛い」。だからこそやりたくなる。放課後や休み時間に自然と鉄棒に向ってしまう。

 何だろう、あの感覚。

 「ダカラコソ」の方程式だ。

 弾いても弾いても弾けないギター。ダカラコソ 何としても音を出してみたくなる。

 小学生の頃から既にギターを持っているキュリ王が、宿に自分のギターを持ち込んでいた。ギターと格闘する母の前で、涼しい顔をしていくつかのコードを鳴らしてみせる。

母:「ベンベン、カツカツ💦」

子:「ジャンジャンジャカジャカジャ〜ン♪」「あ〜しばらく触って無いから、あんまり弾けないわ。。」

 キュリ王の静かな闘争心は、母の心に火をつけた🔥

 宿に滞在中、ご飯や外出の時間以外は、ほとんどギターのある蔵に籠り、弾いていた。いや、どうしたら鳴るのか、ずっと格闘していた(笑)そして疲れて布団に入る。

 「ママ、相当ハマってますな(笑)。。」遠い意識の向こうに聞こえる、ラグ男さんとキュリ王の話し声。

 自分でも思う。「どうしよう、ハマってもうた。」家に帰ったら自分のギターがない。好きな時に弾けないなんて、それはもう無理😭

「ギター同好会」に参加する🎸

 自宅に戻るとすぐに、当然の流れで「買っちゃった💖」となりました。

 ✨✨弾けもしないのにマイギター✨✨

 楽器店には、キュリ王も付き合ってくれた。誰かに付き合ってもらって、自分のために新しいものを買うのって、いつの日以来なのだろう。何だか嬉しい✨

 事の次第を、音楽の師であり居場所作りの「相棒」でもある「おかっぱ1号」ちゃんに話したところ

 おかっぱちゃん、少し前に「ギター同好会」🎸なるものを立ち上げたばかりだという。ギター経験者のパパさん(通称:師匠)に指導をお願いして、3人で楽しんでいるという。

 「これは、うたちゃんもやるしかないね!」

 背中を押され、弾けもしないギターを抱え、入ってしまった「ギター同好会」。だが、おかっぱちゃんと師匠意外は、ギターを触るのも初めてな初心者。弾ける人と合わせるのは、しんどいかな。。

 緊張しかない状態で参加した初めてのギター同好会は、新鮮な驚きと喜びに満ちていた。

 弾ける人たちと奏でるからこそ「本当に音が鳴るとこういう響きになるのか!」と、その音色の美しさと生演奏ならではの響きを味わえる。コードチェンジする時の「キュ・・」という音。かすかに隣の弦に指が触れてできる、絶妙なニュアンス。

 何より、このコードが押さえられる様になるとどんな曲が弾けるのか、少し先が見える。皆んなで合わせると、自分まで弾ける様な錯覚に陥る。

 楽しい!弾けないって、何だかとっても楽しい!! 

 こうなったら、上達の糸口として、何か「発表の場」が欲しい🌈

 さあ、悪い癖が出てきましたよ😏弾けないのに、どうするのよ💦

ただいま!?「NHK紅白歌合戦」🌸

  ギター初心者、まともな演奏も出来ない人間が、発表の場を持つ。。。

 「無理でしょう😭」どのイベントに出るのよ!でも、どうしてもやりたい。自問自答の日々。

 2021年にさかのぼって書いている記事なので、当時の印象なのだが、子ども達を見ていると「失敗しないようにとても慎重に生きている。」印象を受けた。

 LINEやインスタですぐに繋がったり、その反対も起こりうる便利で脆い世界。それに加えてコロナというパンデミック。学校では黙食、近隣の小学校では、休み時間も机の上で折り紙などをして遊ぶ日々だったという。状況としては、仕方ないのだが、何だか切なくなってしまう。

 何も考えずに走り回っていて良い成長段階なのに「探り探りコミュニケーションする」子ども達。

 何か出来ないだろうか。ちっちゃなことからで良い。

 敢えてヘンテコな世界を作りたい。規模は小さくて良い。

 誰も見てくれなくたって全然構わない。

 遊び心で共感してくれるメンバーが集まって、子ども達が見ている中で、大人たちが嬉々として失敗する姿を見せたい。楽しんで失敗し、それを応援する世界。そんな世界を共有できる時間って、かなり素敵✨なのではないか。

 子ども達のこと以外にもこの企画をやりたい理由はたくさんあったのだが。とにかく、どうしたらイベントが出来るか、考えて動いてみよう。

 演奏だけでは成立しないので、何か美味しいものを作って、ご飯を食べにきてもらおう💖

 それはさておき、場所を探さなければならない。当時、コロナが一瞬落ち着いた「まだら雪」の様な時期だった。一瞬ガス抜きのように外出制限が緩んだ時期。その数週間を逃すと、また感染者が増えそうな気配、お籠もり生活に戻りそうな微妙な状況。

 やるなら、今しかない。

 私には保育の仕事のイロハを授けて下さり、尊敬する人生の「師匠」がいらっしゃるのだが、こんな時はやはり師匠にご相談申し上げることになる。

 胸の内とイベントのビジョンをありのままに相談した。そして、いただいたのは、何ともありがたいお言葉。

 「良いじゃないですか。うちでやりましょう!!」「あのね、美味しいものを作れば、人は集まりますから💖」

 場所を提供してくださるという✨

 師匠に背中を押されイベントの全体像を決め、何をやるか構成を固めていくことにした。

 ゆるっとした企画であることを、イベント名で伝えたいので「何となく」とか「なんちゃって」みたいなニュアンスのタイトルをつけようと決めた。

 それでいて、何やら口では大きなことを言ってすごいイベントに出てます!!みたいなおふざけ感も出したい。

 何となく弾いてみたら・・。なんちゃってな演奏でも。。何とかなるさ弾いてみよう・・・。ぐるぐると言葉が回遊魚の様にアタマの中を周遊する。

 言葉が回りすぎて、おかしくなりそうになった頃、ネットを見て目に入ったのは、あの年末にやる大きなイベント。おっ!!!閃いたぞ✨✨✨

 イベント名が決まったところで、手書きでポスターを作り「ギター同好会」のメンバーに送った。

 「何となく 弾ければ 結構良い感じ」な紅白歌合戦🎤

  称して「NHK紅白歌合戦🎸✨」やります!!!

これから美味しいものが並びます💖

TAKIBI

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